キヤノンの新しいプリンターが発表されました。
自分の注目機は最上位機種ではなく、5色インクのTS6030です。ようやく名機iP4100Rの後継と呼べるものが出てきたのではないかと注目しています。iP4100Rはプリンター単体機で、TS6030は複合機なので、厳密には後継機とはならないのですが、今時、スキャナー機能のないプリンタの方が少数派なので、後継と呼んでも差し支えないでしょう。
プリンターは高画質化競争の中でインク数を競うようになり、6色だの7色など増えましたが、その分インクに掛かるコストも増えました。また、小型化に伴いインクタンクの少量化によって、さらにコストが悪くなりました。
それに嫌気がして、現在ブラザーのDCP-J957Nを使用しています。このプリンターは4色インクですが、インクタンクも大きく、コストパフォーマンスに優れています。写真画質となるとキヤノンやエプソンに敵わないのかなと思いますが、通常使う分には全く問題ありません。これ以前の機種にあった給紙時の問題も自分の機種では大丈夫です。
以前は重要視していたレーベル印刷機能もほとんど使わなくなってしまったので、現在はその機能があればまあ便利かな程度になりました。
あとはやはりインクタンクの容量という問題になります。大容量インクタンク対応といっても、iP4100Rの時のインクタンクと比較すると少ないのではないのでしょうか?
エプソンから大容量インクタンクのプリンターが発売されましたが、こちらは出っ張りがありデザインが犠牲になっています。が、この方向が主流になれば、今後の機種ではデザインも洗練されてくるでしょうから、期待大です。
背面給紙復活
TS6030については背面給紙が復活したこともポイント高いです。通常はカセットにA4用紙をセットしておいて、ハガキなどの印刷時にはいちいち入れかえることなくソフトから切り替えられるというのはやはり便利です。
結論
プリンターの小型化はもういいので、ブラザー並みの大容量インクタンクを搭載できるTS6030の後継機が出ることを期待します。