Windows 10に備え、Stream mini 200もアップグレード
内蔵のSSDが32GBでは、今後の事も考えるとさすがに少ないだろうと、SSDの交換をする事にしました。
ネットの情報を検索すると、M.2スロットのSSDを取り外して2.5inchベイにSSDを取り付ける例は結構ありますが、M.2のSSDを交換した例は見つける事が出来ませんでした。自分のStream mini 200の2.5inchベイにはすでに1TBのHDDが取り付けてあり、動画用のデータディスクとして使用しているので、M.2スロットを利用するしかありません。リカバリー用のUSBも作ってあるので大丈夫だろうという事で、トランセンドのM.2 2242、TS128GMTS400をチョイス。
また、取り外した32GBのSSDを外付けメモリーとして使用できるように、M.2→2.5inch変換アダプターも購入しておきました(これが後で役立つ事に)。
失敗する
早速、内蔵のM.2スロットの32GBを取り外して、128GBに交換。リカバリーUSBメモリを挿して電源を入れると、自動的にUSBからブートしてリカバリーソフトが起動します。手順に従ってリカバリー作業を行おうとするのですが、交換したM.2を認識してくれません。NTFSでフォーマットみたり、色々試したが結局ダメで、一旦終了する事に。(ブート領域、リカバリー領域などのパーテーションに区切られているようでそのままではダメみたいです。)
こうなったら、デュプリケーターでまるごとコピーするしかないのだろうか?と思いましたが、そうなるとデュプリケーターとM.2→2.5inch変換アダプターももう一個用意しなければならないし、余計な支出になってしまいます。
再挑戦
すこし頭を冷やしてみると、2.5inchのSSDへのインストールならば成功例があるのだから、変換アダプターに取り付けてリカバリーすれば良いのでは?ということを思いつきます。ここで、同時に購入しておいた、変換アダプターが役に立つことになりました。
念のため、M.2スロットの元々のSSDを取り外します。M.2 SSD 128GBを変換アダプターに取り付け、元々2.5inch HDDに取り付けてあった増設キットのコネクターを取り外して、変換アダプターの方に取り付けます。
電源を入れてリカバリーを開始すると、M.2スロット直接では認識してくれなかったのに、通常の2.5インチドライブとして認識してくれたようで、リカバリーを完了することが出来ました。
起動してみると特に問題は起こらず、普通に使用できるようです。SSDの容量も元々の32GBにブロックされることなく128GBを認識しています。ただ、リカバリー領域がドライブ名「image」としてDドライブとして表示されてしまいました。これはフリーツールで非表示に変更しました。(Windows 10のインストールUSBを作れば、もうこのパーテーションは不要なので削除してもいいかも)
M.2スロットからの起動
増設ドライブからの起動は確認できましたので、変換アダプターからM.2 SSDを取り外し、M.2スロットに取り付けます。増設ドライブのコネクターにはHDDを取り付けます。
電源を入れてみると、無事起動することが出来ました。
Windows 10へのアップグレードは、メディアクリエイションツールでインストールメディアを作って実行しました。